包茎手術はペニスの先端を覆っている余分な包皮を切除し、亀頭部を露出する手術です。
仮性包茎の場合は無理に手術する必要はありませんが、真性包茎や嵌頓包茎は医学的に手術が必要です。スムーズに性行為できないだけではなく、放置すると症状が悪化し、炎症を起こす等のリスクもあります。
当記事では包茎の基本的な情報から治療法、クリニック選びでおさえておきたいポイントについて詳しく解説します。包茎手術でおすすめのクリニックも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
包茎とはどんな症状?放置することのリスクについて
包茎とは普段は亀頭が包皮に包まれている状態で、勃起したときにも亀頭が完全にむき出せない状態のことです。
新生児はほぼ100%包茎で産まれてくるため、包茎の状態が普通です。包茎のほとんどが成人までに自然に治るものの、思春期までは包皮が被さったままの状態であることも少なくありません。
日本人に包茎が多い理由は割礼をしない習慣が原因とされている
日本人の7~8割が包茎で、外国人に比べて包茎率が高いとのデータがあります。
海外では子どもの頃に割礼といって包皮の一部を切除する習慣のある国が多いのですが、日本にはその習慣がありません。
参考サイト : 割礼を行う国
日本人でも思春期になると情報を入手して、自分で包皮を剥けるように練習している人もいます。ただし症状によっては、包皮が亀頭の根元を締め付けて戻らなくなることもあるため注意が必要です。
日本人がどれくらい包茎治療を行なっているかについて、calooの全国の男性生殖器疾患の治療件数(2020年4月〜2021年3月退院患者)は23,986件となっています。
この中には真性包茎・カントン包茎・仮性包茎の治療も含まれています。これは多くの男性が性器の悩みを抱えていることがわかるデータともいえます。
日常生活を送るうえでは問題なさそうな包茎ですが、放置することで思わぬトラブルを招く可能性もあるため注意が必要です。
参考サイト : caloo
包茎を放置することで起こる主なトラブル
【性器の臭いの原因となる】
包茎を放置すると亀頭周辺に垢が溜まりやすくなり、包皮内に炎症が起こることも。炎症による陰部の痛みやかゆみ、排尿痛などの症状がみられる場合があります。
真性包茎の場合は手術が必要ですが、感染を繰り返す場合は仮性包茎の場合も手術を検討しましょう。
【性病の原因になる】
包茎を放置すると包皮や亀頭に炎症を起こしやすく、性病の原因となる細菌やウイルスにも感染しやすい状態になります。
包茎で重症化しやすい性病として、包皮炎や尖圭コンジローマなどが挙げられます。
性病の原因となるほか、包茎を放置することで以下のような疾患を招くリスクが高まります。
- 亀頭包皮炎
- 閉塞性乾燥性亀頭炎
- 尿路感染症
- 紅色肥厚症
包茎はさまざまな病気の原因になるため、できるだけ早めに治療することをおすすめします。
【性行為がスムーズに行えない】
包茎はパートナーとの性行為に支障をきたす恐れがあります。
- コンドームが外れやすい
- 早漏になりやすい
- 挿入時に痛みを伴う
このように包茎によるセックスの悩みを抱える男性も多いです。
包茎を放置することによる心理的な影響
【自分に自信がなくなる】
包茎で男性としての自信を失う人もいます。温泉やサウナに行くのを避けたり、性行為にコンプレックスがあるため、彼女を作ることができず悩む人も多いです。
【包茎が原因でEDになる】
包茎で悩むがあまりにED(勃起不全)になり、二重の悩みを抱えるケースも。包茎とEDは全く別の病気ですが、包茎を理由にEDを発症することも多く、密接に関連していると考えられています。
・心理的要因
性行為の際に女性にペニスを見られることが恥ずかしいと感じる心理的な要因で、勃起しなくなることがあります。
仮性包茎の場合は、勃起すれば包皮を剥くことができます。どうしても勃起しない場合はED治療薬のバイアグラやシアリスの服用を検討してみましょう。
・物理的要因
真性包茎やカントン包茎の場合は、勃起しても亀頭が包皮から出てこないため、膣内にうまく挿入できず、中折れの原因となります。
特にカントン包茎では、挿入時に包皮がめくれ上がり、激しい痛みを伴うことが多く、せっかく勃起してもすぐに萎えてしまいます。これらの症状から、包茎でEDを患う可能性が高くなると考えられます。
包茎は「仮性包茎」「真性包茎」「嵌頓包茎」の3種類あり手術方法が違う
包茎には仮性包茎・真性包茎・嵌頓包茎の3種類があります。ここからは、それぞれの特徴やデメリットについて詳しく解説します。
【仮性包茎】
仮性包茎とは、通常は亀頭が包皮に隠れている状態で、勃起した際に自然に剥けて包皮から亀頭が出てきます。その際、痛みや締め付けを伴うことはありません。
日本人の大半は仮性包茎です。多くは生まれつきによるものですが、亀頭包皮炎を繰り返し、包皮の癒着により発症することも。勃起時には亀頭が自然に露出するため、医学的に治療は必要ないと考えられています。
仮性包茎のデメリットは、亀頭が包皮に覆われることで垢が溜まりやすいこと。その影響で悪臭が発生したり、細菌が繁殖しやすくなることも。また不衛生な状態であるため、慢性的に炎症を起こすリスクもあります。
【真性包茎】
真性包茎とは、平常時だけではなく、勃起時も亀頭を露出させることができない状態です。
包皮口が狭いことや亀頭と包皮の癒着が原因として考えられます。誰でも生まれたときは包皮口が狭く、亀頭と包皮の間にも生理的な癒着があるため、包皮から亀頭を露出することができません。
成長とともに包皮口が広がり、癒着も解消されることがほとんどですが、成人しても解消されないことがあります。
真性包茎のデメリットはスムーズに性行為できないことで、適切な治療を受ける必要があります。
【嵌頓(カントン)包茎】
真性包茎の人が包皮を無理に引っ張って亀頭を露出しようとする際に、狭い包皮口で亀頭が締め付けられ、激しい痛みや腫れを伴うことがあります。この状態が嵌頓包茎とよばれるものです。
仮性包茎の人でも包皮の口が狭い場合は、包皮から亀頭を露出した状態で放置すると、嵌頓包茎が起こることも。嵌頓包茎の症状がある場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。元に戻すのが困難な場合は、緊急手術になる可能性もあります。
包茎の治療は手術が一般的
包茎治療の前に医師による視診や触診を行います。その際に亀頭部に炎症がある場合は、必要に応じて尿検査や血液検査が必要になります。
亀頭部の炎症で尿路感染症を起こしていたり、化膿している場合も。検査で問題なければ包茎治療することができます。
ここからは包茎の種類ごとの治療法について詳しく解説します。
仮性包茎 | 仮性包茎の場合は、医学的な治療は必要ないとされています。 ただし見た目を綺麗にしたい等の理由で手術することも可能。 その際は保険が適用されず、治療費は全額自己負担となるため注意してください。 手術をする場合はどの術式で手術を受けるかを選択することができます。 |
真性包茎・嵌頓包茎 | 真性包茎は手術療法と包皮翻転指導の2通りの治療法があります。 これらの治療法は嵌頓包茎の治療にも用いられます。 |
【手術療法】
手術療法では余分な包皮を切除し、包皮に被さった亀頭を露出させます。亀頭部周辺の余分な皮を輪型に切開する環状切開術による手術が一般的で、ペニスの根元と包皮に局所麻酔します。
手術にかかる時間は30分ほどで、日帰りが可能。吸収糸を使う場合は術後の通院も不要です。術後、一定期間シャワーや入浴、性行為は控えるようにしましょう。
傷口は1ヶ月程度で目立たなくなりますが、数ヶ月は陰部に負担がかからないように注意してください。環状切開法のほか、小児患者には包皮口に対して縦方向に切れ目を入れる背面切開法という術式が用いられます。
【包皮翻転指導】
包皮翻転指導は、包皮にステロイド軟膏を塗り、包皮を柔らかくした状態で、手で剥き亀頭を露出させる治療法です。毎日1~2回繰り返し、一定期間継続する必要があります。
小児患者の場合の治療は必要ないとされていますが、排尿しづらい症状や亀頭部の違和感がある場合は、治療が必要になることも。
嵌頓包茎を避けるためにも、包皮を翻転した際には必ず元の状態に戻すようにしてください。包皮翻転指導で改善されない場合は手術が必要になります。
包茎手術にかかる費用の相場と各術式のメリット・デメリット
ここからは包茎手術の種類や手術内容・費用について詳しくみていきましょう。
種類 | 平均費用 |
---|---|
仮性包茎 | 希望する手術内容によって変動する。 |
真性包茎 | 約55,000円~ 約110,000円 |
嵌頓包茎 | 約55,000円~ 約130,000円 |
仮性包茎は患者が希望する手術によって料金が異なります。
真性包茎と嵌頓穂系の場合は手術療法もしくは皮翻転指導による治療が必要で、こちらも手術内容によってかかる費用が変わってきます。
上記はあくまで治療費の相場です。治療を受けるクリニックの候補があれば、公式サイトで料金を確認しておきましょう。
包茎手術は5種類あり術式によって仕上がりが違う
包茎手術は主に5種類あります。それぞれの手術法について詳しくみていきましょう。
【亀頭直下埋没法】
亀頭直下埋没法は包茎クリニックの多くで用いられる基本の術式です。余分な包皮を切除し縫合する方法で、縫合部は亀頭の下の環状溝という部分に治まります。そのため傷跡が見えることはなく、手術を受けたことも知られることはありません。
亀頭直下埋没法は医師の技術力によって差が出やすいため、技術力のない医師が施術すると仕上がりが悪くなるリスクもあります。
メリット | デメリット |
---|---|
・仕上がりが美しい ・ツートンカラーにならない ・包皮トラブルを予防できる | ・料金が高い ・医師の技術力で仕上がりが変わる ・包茎の状態によっては傷跡が亀頭直下に収まらず目立つ場合がある |
【根部切開法】
根部形成法による包茎手術は、その名のとおり余った包皮を切除し根元で縫合する術式です。
傷跡が根元にくるため目立ちにくいのがメリット。一方で真性包茎や嵌頓包茎の人は受けることができないというデメリットもあります。
ひと昔前までは多くの包茎クリニックで行われていた術式ですが、現在では根部形成法を主体とするクリニックはほとんどありません。
【背面切開術】
背面切開術は包皮を縦に切開し、横方向に縫合する術式です。横方向で縫合することで、余分な包皮が引っ張られ、亀頭を露出できます。背面切開術は他の術式に比べて切開する範囲が少なくて済むのが特徴。
泌尿器科でも受けることのできるシンプルな手術で、料金が安いメリットがあります。ただし、包皮を切開して縫合するだけなので見た目が悪く、手術したことがわかるというデメリットがあります。
メリット | デメリット |
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・手術時間が短くて済む ・子どもでも手術を受けられる ・後遺症のリスクが少ない | ・仕上がりが美しくない ・亀頭と包皮が癒着すると傷が癒えた後に再び癒着する可能性がある |
【クランプ法】
クランプ法とは、クランプという包茎手術専用の器具を用いて行われる治療法です。本来は小児患者を対象に開発された術式ですが、成人でもこの方法で治療が可能です。
器具を使用するため手術の難易度が低く、経験の浅い医師でも対応できます。手術そのものは簡単ですが、仕上がりが悪くツートンカラーになりやすいのがデメリット。仕上がりにこだわらず、できるだけ安く手術したい人には適しているでしょう。
メリット | デメリット |
---|---|
・医師の技術力による失敗が少ない ・手術時の出血がほとんどない ・手術時間は15分程度 | ・ツートンカラーになりやすい ・傷跡が目立ちやすい ・傷の治りが遅くなることがある |
【作図法】
作図法は従来の包茎手術の基本となる術式で、包茎を治すためだけの治療法です。
包皮口を中心に余分な包皮を切除し縫合することで包茎を治します。仕上がりの美しさは考慮されず、クランプ法と同じくツートンカラーになる可能性も。
泌尿器科で受けられる手術で、どの包茎のタイプでも対応できますが、仕上がりにこだわる人には不向きです。
このように、泌尿器科や包茎クリニックによって手術の種類が異なります。仕上がりにも特徴があるため、メリット・デメリットを把握したうえで、自分に合った手術を選んでください。
メリット | デメリット |
---|---|
・真性包茎や嵌頓包茎でも手術できる ・泌尿器科でも手術できる | ・ツートンカラーになりやすい ・内板包皮が残るため将来的に皮膚裂傷しやすい ・亀頭下に包皮の皮膚が余ることがある |
包茎手術を受けるメリットは?
包茎手術を受けるメリットは主に以下が挙げられます。
性交渉しやすくなる
真性包茎やカントン包茎の場合、包皮が剥けないことでスムーズに性行為できない場合も。包茎手術すると包皮が剥けて亀頭が露出するため、性交渉しやすくなります。
包茎の症状によってはセックスで激痛を伴うこともあります。その場合は包茎手術しなければ、性行為自体が難しいといえるでしょう。
子作りを考えている男性は包茎を治療することでスムーズに性交渉ができるようになるため、パートナーのためにも積極的に治療を進めることをお勧めします。
男性器を清潔に保てる
包皮が被った状態では、精液や尿などの排泄物が皮の内側に溜まってしまいます。恥垢を放置すると悪臭の原因になり、炎症を起こす可能性もあります。
包茎手術すると男性器が洗いやすくなり、清潔に保つことができるでしょう。
性病を予防できる
包茎の状態だと男性器が不衛生になり、包皮の内側に菌が繁殖し性病を引き起こすことも。性病になると、セックスでパートナーにもうつしてしまうリスクもあります。
包茎手術で男性器を清潔に保つことで、性病のリスクを防ぐことができるでしょう。性病予防に関しては、真性包茎やカントン包茎だけではなく、仮性包茎の人も注意が必要です。
包茎手術を受けられるクリニックの選び方
包茎手術を受けたいけど、どこのクリニックがいいのかわからない・クリニックの選び方がわからないという人もいるでしょう。
ここからは包茎手術を受けるクリニック選びで抑えておきたいポイントを3つ紹介します。
実績が豊富なクリニックを選ぶ
包茎手術の実績が豊富なクリニックを選びましょう。医師の技術力や経験で仕上がりに差が出るのが包茎手術です。
未熟な医師が担当すると、感度低下など後遺症が出るリスクも。クリニックや医師の実績は公式サイトでも確認できます。
カウンセリングの際に、どのような医師が執刀するのかを確認し、納得したうえで手術を受けるようにしましょう。
予算に合ったクリニックを選ぶ
予算内で包茎手術できるクリニックを選びましょう。クリニックの公式サイトに料金が記載されていることがほとんどです。ただし、料金に幅のある場合やオプション料金が明確ではない場合も。
事前のカウンセリングでどこまでが基本料金に含まれるのか、確認しておきましょう。万が一、高額なコースやオプションを勧められた場合は、その場で決断せず、一度持ち帰って冷静に考えましょう。
アフターケアや術後の保証が充実したクリニックを選ぶ
アフターケアや術後の保証が充実しているクリニックを選びましょう。包茎手術は回復するまでに時間がかかります。術後は抗生剤や痛み止めの服用など、ケアが欠かせません。また日常生活においても、入浴・シャワー・性生活・仕事・スポーツなど、注意すべき点がいくつもあります。
術後の過ごし方やケア方法について医師から説明がありますが、傷口の痛みや腫れなど予期せぬトラブルが起こることも。そんなときに電話相談や再診などアフターサポートが充実したクリニックなら安心できるでしょう。
手術費にアフターケアやサポートの費用が含まれているかどうかも確認しておきましょう。
包茎手術のおすすめクリニック11選!手術にかかる費用や治療実績も紹介
包茎手術を受けられるクリニックはたくさんあります。ここからは実績が豊富で安心して手術を受けられる、おすすめのクリニックを11院紹介します。
メンズライフクリニックは10万件以上の治療実績を誇るクリニック
メンズライフクリニクでは、包茎手術において高い技術力が必要とされるマイクロサージェリー術式を導入。傷跡が目立たず仕上がりが美しいと定評のあるクリニックです。
治療実績は10万件以上と豊富。包茎専門医として30年以上の歴史をもつ医師が在籍しています。医師やスタッフは全てが男性で、完全個室で対応してもらえるなど、プライバシーにも配慮されています。
全体的にリーズナブルな価格帯で、背面切開や薬剤を用いた施術ならより低コストで治療できます。全国に13院ほどあり、いずれの院も駅から徒歩圏内と好立地です。
スタンダードカット | 45,000円 |
デザインカット | 165,000円 |
ハイパーカット | 275,000円 |
ハイパーVカット | 440,000 |
上野クリニックは年間1万人以上が来院する評判の高いクリニック
上野クリニックは年間1万人以上が来院するクリニックで、包茎治療の実績は約23万件と豊富。信頼と実績は確かなもので、男性器の悩みを抱える多くの男性に選ばれています。
医師やスタッフは全員が男性で、プライバシーへの配慮が徹底されています。完全予約制で他の患者さんと顔を合わせることはありません。また仮名で予約することも可能です。
無料カウンセリングやメール相談、電話での相談も行っています。無理な勧誘は一切なく、無料カウンセリグで悩みを相談するだけでもOKです。
包茎手術(ナイロン系) | 79,200円 |
包茎手術(吸収系) | 110,000円 |
修正再手術(ナイロン系) | 167,200円 |
修正再手術(呼吸系) | 198,000円 |
ABCクリニックは全国17院展開の大手包茎クリニック
ABCクリニックは全国に17院ほど展開するクリニックで、包茎手術の専門医が多数在籍。技術力が高く仕上がりが綺麗だと評判です。
安心安全な治療をモットーとしており、全ての治療において確認書を取り交わし、患者が納得したうえで治療が進められます。
経験豊富なカウンセラーが最適な治療法を提案。デリケートな部位だからこそ、できるだけ不安なく治療できるように、丁寧にカウンセリングが行われます。
術後のアフターフォローも充実。無菌水手洗いやクリーンエア空調システムの導入による感染症対策も万全です。
3日前までの予約でABC式CSカットの費用が2万円引きになる特典も。その他にも治療費が30%OFFになる「3,30,3プロジェクト」というキャンペーンも用意されています。
支払いはクレジットカード払いや医療ローンにも対応。まとまった費用が用意できない人でも安心です。
ABC式CSカット | 55,000円 |
ABC式Sカット | 100,000円 |
カントン包茎Sカット | 150,000円 |
真性包茎Sカット | 150,000円 |
アトムクリニックは見た目の美しさを重視した手術でアフターケアも充実
新宿にあるアトムクリニックでは、包茎手術の実績が15,000件以上と豊富。見た目の美しさを重視し、プライバシー保護を大切にした診療をモットーとしています。
完全予約制でスタッフは医師を含めて全員が男性です。術後のアフターケアも充実しており、万が一のトラブル時には無料で対応してもらえます。
アトムクリニックでは、包茎MTトライアルという体験コースを設けています。医療ローンにも対応しているため、まとまった費用を用意できない人でも安心。手術費には検診費用や治療費・麻酔代・アフターケアも全て含まれています。
包茎手術は症状によってかかる費用が異なります。治療後に高額請求されることが問題視されるなか、アトムクリニックでは包茎手術の費用が明確でわかりやすいのが特徴。追加料金がかかる心配もありません。
包茎MTトライアル | 69,800円 |
基本美容包茎術 | 250,000円 |
美容包茎術 | 350,000円 |
narumi式美容包茎術 | 450,000円 |
東京ノーストクリニックは開院から30年以上の歴史あるクリニック
東京ノーストクリニックは全国に32院あり、症例数は12万件と豊富。開院から30年以上の歴史あるクリニックです。
仮性包茎であれば切らずに治療できます。また最新の麻酔技術の導入で、痛みを抑えた施術が可能。術後の痛みも最小限に抑えられます。
東京ノーストクリニックのスタッフは男性のみ。完全予約制だからクリニックで誰とも顔を合わせることはありません。
他院に比べて全体的にリーズナブルで、切らない包茎手術なら30,000円から施術が可能。WEB予約限定で10,000円引きの特典もついてきます。
環状切開術 | 66,000円〜 |
修正再手術 | 165,000~385,000円 |
高須クリニックは包茎手術の執刀経験が豊富な医師が担当してくれる
高須クリニックは40年以上の歴史ある大手クリニックです。包茎手術の執刀経験が豊富な男性医師が担当。長年培われた知識や技術力により、自然で綺麗な仕上がりになり、傷跡も目立ちません。
4種類の手術方法があり、1人ひとりの症状や希望に合った最善の治療法を提案してもらえます。
丁寧なカウンセリングやアフターケアなどサポート体制も充実。手術の種類によって費用が異なりますが、大手クリニックの中ではリーズナブルな価格帯となっています。
亀頭直下切除法 | 165,000円 |
陰茎根元切除法 | 275,000円 |
亀頭下フリーハンド切開包茎手術 | 275,000円 |
亀頭下Wプラスティ切開包茎手術 | 275,000円 |
青山セレスクリニックは日本外科学会認定外科医が院長を務める
青山セレスクリニックは、東京・千葉・埼玉に3院あり、日本外科学会認定外科医の元神賢太理事長が院長を務めるクリニックです。
来院実績は5万件以上と豊富。SNSや新聞でも話題の人気クリニックで、院長自身のYouTubeチャンネル「Dr.元神チャンネル」は登録者数4万人超え。包茎など男性特有の悩みをわかりやすく解説しています。
青山セレスクリニックでは、治療や手術を受ける場合に交通費を支給してもらえます。治療費総額の5%まで支給が可能。遠方から来院する場合も心強いでしょう。
手術費は相場よりやや高めにはなりますが、医師の経験や技術力の高さを考慮すると決して高くはないでしょう。
仮性包茎 | 132,000円 |
カントン包茎 | 132,000円 |
真性包茎 | 154,000円 |
抜糸式 | +33,000円 |
エストメンズクリニックなら仮性包茎の治療が50,000円とリーズナブル
エストクリニックメンズは全国に4院展開中で、治療実績は10万件以上と豊富。
29年の経歴をもつ院長自らが執刀するため、包茎の状態や要望に合わせた手術が可能。
1人ひとりに適した手法が用いられるため、自然で美しい仕上がりになります。他院では断られることの多い、糖尿病や性病を患っている人でも受け入れてもらえます。
仮性包茎の治療なら50,000円とリーズナブル。なんらかの理由で癒着し、包皮を剥くことができない状態の治療なら30,000円となっています。
仮性包茎 | 55,000円 |
カントン包茎 | 143,000円 |
真性包茎 | 165,000円 |
美容包茎 | 330,000円~495,000円 |
中央クリニックグループは仮性包茎なら60,000円で手術ができる
中央クリニックグループは全国に18院あり、開院から30年以上の歴史あるクリニックです。女性向けの美容外科の診療がメインですが、メンズ医療にも注力しています。
包茎手術においては、技術力のある医師が手術を担当。他院の施術で傷跡が残ってしまった場合や、ツートンカラーが目立つ場合の修正手術にも対応しています。美容外科ならではのレベルの高い施術に定評があります。
手術費は比較的リーズナブル。仮性包茎なら60,000円で手術が可能です。
仮性包茎切除 | 60,000円 |
カントン包茎切除 | 14,000円 |
真性包茎切除 | 18,000円 |
美容外科的手法 | 60,000円〜220,000円 |
MSクリニックは泌尿器科形成技術と美容形成技術を融合した手術が特徴
MSクリニックは全国に4院ほどある包茎治療専門のクリニックです。30,000件以上の症例数があり、経験豊富な医師が執刀。泌尿器科形成技術と美容形成技術を融合した手術で、仕上がりが自然で美しいのが特徴です。
MSクリニックでは院長自らがYouTubeチャンネルを開設。包茎に関する知識などを動画で詳しく解説しています。医師の人となりや顔がわかるため、安心して手術を任せられるでしょう。
アフターケアにも力を入れており、術後の無料再診察制度を導入。万が一のトラブルに備えて、何度でも無料で診察を受けることができます。
仮性包茎 基本SV切除 | 132,000円 |
仮性包茎 精密WV切除 | 220,000円 |
バックカット 陰茎根部切除 | 242,000円 |
切らない包茎手術 | 330,000円 |
エーツー美容外科は無痛麻酔を使用したカスタムメイドの包茎手術
エーツー美容外科は全国に6院展開中で、包茎治療をはじめ男性の悩み全般に対応したメンズクリニックです。
術中や術後の痛みが心配な人でも安心。無痛麻酔を使用したカスタムメイドの包茎手術を行っています。また、手術跡がほとんど残らない独自の技術にも定評があります。
治療後のアフターフォローも万全。万が一トラブルがあった場合の再診や薬の追加処方は無料。電話なら24時間いつでも対応してもらえます。
包茎切除や美容外科的手法なら60,000円から施術が可能。カウンセリングでは治療内容やかかる費用について、詳しい説明があるから安心です。
仮性包茎 基本SV切除 | 132,000円 |
仮性包茎 精密WV切除 | 220,000円 |
バックカット 陰茎根部切除 | 242,000円 |
切らない包茎手術 | 330,000円 |
包茎手術の流れと術後の過ごし方
包茎手術を受けるまでの流れと術後の過ごし方について説明します。アフターケアが万全なクリニックを対象に紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
まずは手術を検討しているクリニックでカウンセリング予約をしましょう。
契約前のカウンセリングは、ほとんどのクリニックで無料となっているため、気軽に申し込みましょう。
予約日時に来院し無料カウンセリングを受けます。
包茎の状態によって最適な手術方法が異なります。そのため費用や仕上がりについての説明を受け、納得したうえでプランを決定しましょう。
高額のオプションを勧められるケースが多く、言われるがままに契約すると、予算オーバーしてしまうことも。
医師の説明を受けたうえで、自分に必要な治療法を見極めることが大切です。一度持ち帰ってじっくり考えるという選択肢もあります。
治療プランが決まって契約後、手術という流れです。
手術前には麻酔するため、術中に痛みを感じることはありません。手術が終わると、術後の過ごし方や注意点について説明を受けます。
術後のケアを怠ると傷口が開いたり化膿する原因にも。医師から指示されたことは必ず守って生活しましょう。
包茎手術の後は腫れや出血を伴う場合もあります。万が一のトラブル時にすぐに対応してもらえるクリニックを選ぶことが大切です。異変を感じた場合は速やかにクリニックを受診して、医師の診察を受けましょう。
術後3週間程度で糸が取れ始めます。それまでは入浴を避けてシャワーのみで過ごしましょう。手術で使用する糸には自然に溶けるタイプの吸収糸と、抜糸が必要な糸があります。溶ける糸でない場合は、抜糸のため再度クリニックを受診する必要があります。
包茎手術を受けた後の過ごし方について以下にまとめました。
手術直後 | 当日はできるだけ安静に過ごし、シャワーも控えましょう。 |
術後2~3日 | 包帯を外し、シャワーを浴びることができます。軽いスポーツなら問題ありません。 |
術後1週間 | 徐々に腫れが引き、アルコールの飲酒が可能になります。 |
術後2~3週間 | 傷口に問題がなければ抜糸となり、浴槽で入浴できます。 また、性行為や自慰行為もできるようになります。 |
包茎手術に関するよくある質問
- 包茎手術は失敗することはある?
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包茎手術そのものは難しい技術を必要としないためため実績が豊富なクリニックであれば、失敗するリスクは低く心配する必要はないでしょう。
ただし、手術前の説明不足によるトラブルや傷跡が残るなど、見た目などの仕上がりが悪くなるケースもあります。その場合は修正手術も可能です。
安心して手術を受けられるように、アフターケアや術後の保証が用意されているクリニックを選びましょう。
実績のないクリニックで手術を受けると、縫合跡が残ったり、亀頭が変形するなどの失敗例が非常に多いです。
消費者庁からも注意喚起されており、男性の美容医療のトラブルのうち半数以上が包茎手術に関する相談で、、縫合不全で尿道欠損し、尿道再建した症例も紹介されています。
中には機能障害などの後遺症が残ったという事例もあるため、極端に料金が安いクリニックや、無名なクリニックは避けた方がよいでしょう。
参考サイト : 美容医療サービスにみる包茎手術の問題点
- 包茎手術は保険適用や医療費控除の対象になりますか?
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包茎手術は術式によっては保険適用され、医療費控除の対象になります。
- 真性包茎・カントン包茎の治療(仮性包茎は保険適用不可)
- 古い術式による治療
保険適用を受けるためには美容クリニックではなく泌尿器科で手術を受ける必要があります。(美容クリニックは基本的に自由診療での治療しか行なっていないため)
そのため、亀頭直下埋没法など、仕上がりに綺麗さを求める最新の治療法は保険適用外となります。
クランプ法や作図法なら保険が適用されますが、ツートンカラーになるなど、仕上がりが悪いため、治療法を選ぶ際には注意してください。
- 手術を受けるなら泌尿器科と包茎クリニックはどっちがいい?
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泌尿器科で手術を受けるか包茎クリニックで手術を受けるかを判断するには、仕上がり面と費用面を考慮する必要があります。
亀頭直下埋没法など、仕上がりの美しさを求めるなら、泌尿器科では対応していないため、包茎クリニックで手術を受ける必要があります。
真性包茎や嵌頓包茎の治療を保険適用で受けたいという場合は、クランプ法や作図法など従来の術式であれば、泌尿器科で保険適用で手術を受けられます。
泌尿器科と包茎クリニックは、それぞれメリット・デメリットがあります。自分では決め兼ねる場合は、それぞれを受診し説明を聞いたうえで決めるのもよいでしょう。
包茎クリニックのほとんどが、無料カウンセリングを設けています。相談だけでもOKなので気軽に申し込んでみましょう。
- 包茎手術をすると性器が大きくなると聞いたことがあるけど本当?
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包茎手術だけで性器が大きくなることはありません。
包茎クリニックでは、包茎手術と合わせて亀頭増大や陰茎増大の手術の提案を行なっているところがあります。
基本的には性器は増大手術も合わせて行わない限り大きくなりません。
ただし包茎手術の後に包帯を取ったときの一時的なむくみから、大きくなったと勘違いしてしまうことはあるかもしれません。むくみは一時的なもので時間が経つと改善されていきます。
逆に、包茎手術をしたことで性器が小さくなることもないため安心してください。
- 包茎手術は医療保険が使える?
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医療保険は保険適用の治療であれば給付の対象となるため、医療保険に加入している場合は、包茎手術で給付金を受け取れる場合もあります。
真性包茎やカントン包茎の手術で、美容クリニックではなく泌尿器科で手術を受けた場合は、給付金の対象となります。
ただし、泌尿器科では従来の術式でしか治療できないため、仕上がりに満足できないケースもあり、メリット・デメリットを考慮したうえで、どちらで手術を受けるか検討してみましょう。
- 手術すると感度が低くなる?
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個人差はありますが、包茎手術によって感度が下がる可能性があります。
仮性包茎の場合、普段包皮に覆われていることで外部からの刺激に弱く、性行為の際に早漏になりやすい傾向にあります。
包茎手術で完全に皮が剥けた状態になると、刺激に慣れて遅漏になることがあると言われています。
ただし感度はその日の体調や状況によっても変わります。包皮が剥けている状態に慣れてしまえば、自然と感度が戻ってくることもあります。
- 子どもの包茎は手術で治療した方がいい?
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子どもの場合は成長とともに自然と包皮が剥けてくることも多いため、急いで手術する必要はありません。
ただし垢が溜まらないように、入浴時に定期的に剥いてシャワーで洗浄し清潔な状態にすることが大切です。不衛生な状態になると、尿路感染症や亀頭包皮炎などの症状が出るリスクがあります。
どうしても包茎を治療したい場合は、徐々に包皮を剥く包皮翻転指導がおすすめです。
万が一、包皮翻転指導でカントン包茎の状態になった場合は、速やかにクリニックを受診しましょう。
- 当日に手術を受けることはできる?
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当日手術を希望であればカウンセリングや診察と同時に契約すれば、当日でも手術することは可能です。
包茎手術にかかる時間は30分程度で日帰り手術となります。当日の手術を希望する場合は、あらかじめ医師に伝えておきましょう。
ただし、まだ包茎手術を受けることについて悩んでいる人は、医師の話を聞いて納得した上で契約するようにしましょう。
悪徳なクリニックでは、強引な営業で高い治療メニューを勧め、当日手術を強制されるところもあるようです。
中にはオプションを付けられて100万円以上の手術を受けさせられたという事例もあるため、怪しいなと思ったら当日に手術を受けずに断って家に帰ってから検討するようにしましょう。
参考サイト : 包茎手術、薄毛治療など、男性の美容医療トラブルに注意!-受診はインターネット検索で公的機関の注意喚起情報を調べてから-
- 未成年でも手術できる?何歳からなら大丈夫?
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包茎手術は未成年でも手術できますが、親権者の承諾が必要です。
親権者の同意書を持参するか、同伴で来院する必要があります。
中学生や高校生で包茎に悩んでいる場合は、体の成長とともに今後剥けてくる可能性もあるので、今すぐ焦って手術する必要はないでしょう。
どうしても心配なら受診して医師に相談してみてください。
- 高齢者でも包茎手術を受けることはできますか?
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シニア世代の老人性包茎の手術について解説します。
若い頃には包茎とは無縁だった男性でも、50代~60代で老人性包茎を発症する可能性があります。
原因としては加齢による下腹部の筋力の衰えでペニスが埋まってしまうことが考えられます。その結果、包皮が先端の方へ押し出され、ペニスに被さるような状態になります。
また、加齢によってペニス自体が小さくなったり、包皮にたるみが出てくることで皮が被ることもあります。もともと包茎だった人は、年を取ると更に包皮が余ってしまうことも多いです。
近年、老人性包茎の手術を受ける人が増えてきています。これから先の人生を考えたうえで、老後を快適に過ごすためにも積極的に手術を受けることを検討してみてください。
老人性包茎の手術を受けると、包皮の被りやたるみ、繰り返す皮膚炎を改善できるメリットがあります。老後の介護施設での生活で、見られたら恥ずかしという思いから手術に踏み切る人もいます。
老人性包茎は独特な症状で、成人や小児患者とは異なる治療法になります。老人性包茎の構造上、包皮を切除できなくなるため、陰茎を伸ばす長茎術という手術で対応します。
手術にかかる時間は30~40分ほどで、男性器を3~8cm長くすることが可能。長茎術でペニスの長さを出すことで、包皮の被りやたるみを改善し、ご自身の男性器に自信をもって快適な老後を送ることができるでしょう。
参考サイト : 【包茎】高齢者の方の包茎について