性病検査のオンライン診療おすすめクリニックBEST3!クラミジア・淋病の薬だけ欲しい人は必見

性病の薬だけほしい人は必見!

クラミジア・淋病などの性病の治療薬は病院に通わなくても処方してもらえることはご存じですか?

スマホがあれば自宅で好きな時間にオンラインで診察を受けることできて、翌日には薬が届くという便利さからいま多くの性病の患者に利用されている「オンラインクリニック」なら、わざわざ病院に行かなくても性病の薬を処方してもらえます。

「陰部のかゆみや痛みが気になる」

「いつもと違うおりものが出る」

「排尿時や性交時に痛みや不快感がある」

上記のような症状でお悩みの方は性病の可能性があります。

「近くの病院で診察を受けると知り合いと合う可能性があるし恥ずかしい…」

と考えている方は性病のオンライン診療サービスを活用しましょう。

性病のオンライン診療
おすすめクリニックBEST3

クリニック
デジタルクリニック

ゲーテクリニック

DMM
診察費用0円0円0円
治療費用8,000円11,000円8,000円
治療できる症状7種類8種類8種類
配送料0円0円550円
特徴・24時間診察
・薬が最短翌日着
淋病の治療も可能簡易検査キットで検査できる
・陽性の検査結果が必要
評価
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

性病のオンライン診療のメリット・デメリット

性病のオンライン診療のメリット・デメリット

性病のオンライン診療は、自宅にいながら検査や治療を受けることができるため、周りに知られることはありません。

デリケートな病気だけに、対面より相談しやすいメリットもあります。

一方、直接の診察ではないため、他の病気を見落としてしまう可能性もあるという点は注意しておきましょう。

ここからは性病のオンライン診療のメリット・デメリットについて詳しくみていきます。

オンライン診療のメリット
  • 自宅にいながら性病検査や治療が受けられる
  • 周りに知られることなく受診できる
  • 対面診療よりも悩みを医師に相談しやすい

自宅にいながら性病検査や治療を受けられる

オンライン診療の最大のメリットは、通院なしで自宅にいながら医師の診察を受けられるところです。

完全予約制で待ち時間がないのも魅力。ネット環境とスマホやパソコンさえあれば、どこからでも診察を受けられるメリットがあります。

そのため、クラミジアや淋病の薬だけほしい人は、自宅でオンライン診療を利用して薬を配送してもらうことで翌日には薬が手に入ります。

周りに知られることなく受診できる

オンライン診療なら通院不要だから、クリニックで他の患者に会うことはありません。

また、性病の検査キットや治療薬は中身がわからないように梱包されて送られてくるため、家族に気付かれる心配もありません。

自宅に届いてほしくないという人向けに、自宅以外の住所や局留め・コンビニ等で受け取ることもできるように配慮してくれています。

対面診察より相談しやすい

性病の悩みはデリケートな診療内容だけに、医師による対面診療に抵抗がある人も少なくないでしょう。

オンライン診療ならスマホやパソコンを使って、ビデオ通話による診察なので相談することに抵抗を感じる必要はありません。

また、チャットでやり取りが可能なクリニックもありますので気軽に相談ができる仕組みになっています。

オンライン診療のデメリット
  • 配送料がかかる場合がある
  • 病気のリスクに気づきにくい

配送料がかかる場合がある

オンライン診療の場合、診察料とは別に、検査キットや薬の配送料がかかるケースもあります。

もともとの料金に含まれていることもあるため、確認してみましょう。

配送料がかかったとしても、オンライン診療なら通院しなくて済むため、交通費や手間がかからないメリットがあります。

性病以外の病気のリスクに気付きにくい

オンライン診療では、あくまでも患者の現在の症状に合わせた検査や治療を行うため、他の病気に気付きにくいデメリットがあります。

対面診療なら医師に直接診てもらうことができますが、オンライン診療の場合は自覚症状がなければ、病気を見落としてしまうリスクがあります。

早期発見および早期治療のためにも、定期的に検診を受けることをおすすめします。

性病のオンライン診療はこんな人におすすめ
  • 誰にも知られず性病検査や治療を受けたい
  • 自宅近くのクリニックにかかりたくない
  • 性病の治癒確認の検査のためだけに通院したくない

性病を放置すると不妊症などのリスクが高くなる

治療しないまま性病を放置すると、さまざまな健康被害が生じるリスクがあります。性感染症は早期発見および早期治療がもっとも重要です。

症状がある場合に限らず、感染の可能性がある場合も、早めに医療機関を受診し適切な検査や治療を受けることが大切です。また、定期的な検診や感染予防対策も必要です。

性病を放置することで起こる代表的なリスクは以下のとおりです。

性病を放置することのリスク
  • 不妊症
  • 妊娠中の合併症
  • 発がん
  • 感染経路の拡大

不妊症

性病に感染すると、性器や周辺に炎症が起こり、更に症状が進行すると卵管が塞がることがあります。また、精子の数を減らしたり、運動能力が低下するリスクも。

性病の種類によっては、子宮内膜が破壊され、着床障害を起こすこともあります。性病により受精率や着床率が下がることで、不妊症につながるケースも少なくありません。

妊娠中の合併症

妊娠中に性病に感染すると、合併症のリスクが高くなります。性病により、炎症が子宮内に広がると、早産や流産、胎児の成長不全につながることも。

また、母親が性病に感染していると、出産時に母子感染する可能性があります。新生児の感染症は、更に重篤な合併症を引き起こすリスクがあるため、妊娠中は性病に感染しない予防策が必須です。妊娠前にパートナーと一緒に性病検査を受け、性行為ではコンドームを使用しましょう。

発がん

性病によっては治療せず放置すると、発がんのリスクを高めることがあります。

具体的にはHPVに感染すると、子宮頸がんや肛門がん、口腔がんを引き起こすことも。また、梅毒に感染すると中枢神経や心臓、目、骨などに影響し、がんを発症するリスクが高まります。

性感染症の疑いがある場合は、早めに検査を受け治療することが大切です。

感染症の拡大

性病は無症状の場合も多く、感染したことに気付かないまま、性行為で感染症を拡大させてしまう可能性があります。

不特定多数のパートナーと関係をもつことや、適切に避妊具を使用しないことが感染拡大の原因となります。

性病のオンライン診療のクリニック選びのポイント

性病のオンライン診療のクリニック選びのポイント

性病はデリケートな病気だけに、周りに知られることなく検査や治療できることが重要です。オンラインによる診療で、匿名で受診できるクリニックも多いです。

また、性病に対する不安や悩みを抱えている人も多いはず。時間外の急な問い合わせにも対応してもらえるなど、サポート体制が充実したクリニックを選びましょう。

ここからは、性病のオンライン診療に対応したクリニック選びのポイントを4つ紹介します。

オンラインククリニックの選び方のポイント
  • プライバシーに配慮されているか
  • サポート体制が充実しているか
  • 診療内容と料金が明確にされているか
  • 口コミや評判は悪くないか

プライバシーに配慮されているか

デリケートな病気だけに、周りの人に気付かれることなく治療できるかどうかを確認しましょう。

自宅に治療薬や検査キットが送られてくる際には、発送元や内容物がわからないように配慮されていることも重要です。

また、匿名で検査や治療を受けられるクリニックも多いため確認してみましょう。

サポート体制が充実しているか

性病治療に対する不安や悩みをヒアリングし、治療を進めていくうえで徹底的なサポート体制が整っていることが大切です。

病気の症状や治療に関して、丁寧にわかりやすく説明してもらえるかどうかも重要。

また、診療時間外でもチャットで相談できたり問い合わせを受け付けているクリニックなら、万が一のときでも安心です。

診療内容と料金が明確にされているか

オンライン診療による検査や治療にかかる費用は、クリニックによって異なります。

検査キット郵送の場合は、配送料が別途かかることもあります。

検査方法や治療内容・費用について、明確に記載されていることを確認しましょう。

治療実績や評判はどうか

オンライン診療の実績が豊富なクリニックを選びましょう。

クリニックによって、検査項目や治療できる性病が異なります。症状や目的に合った検査や治療に対応していることを確認してください。

また、実際に治療を受けた人の口コミや評価を確認すれば、クリニックの雰囲気や医師の対応についても知ることができるでしょう。

性病のオンライン診療
おすすめクリニックBEST3

みんクリ編集部で、性病のオンライン診療利用者に対してインターネットでアンケート調査を行いました。

調査結果をもとに人気があったオンラインクリニックBEST3を紹介します。

<調査概要>   
調査運営 : みんクリ編集部
調査方法 : WEBアンケート
調査媒体 : ランサーズ
調査目的 : 性感染症の治療に関するアンケート調査
調査実施期間 : 2024年4月20日〜2024年4月27日
調査対象者 : オンラインで性感染症の
治療を受けた方
有効回答数: 100名
クリニック
デジタルクリニック

ゲーテクリニック

DMM
診察費用0円0円0円
治療費用8,000円11,000円8,000円
治療できる症状7種類8種類8種類
配送料0円0円550円
特徴・24時間診察
・薬が最短翌日着
淋病の治療も可能簡易検査キットで検査できる
・陽性の検査結果が必要
評価
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト
デジクリ
総合評価
治療できる性感染症7種類
検査キットなし
診察料無料
薬の配送料無料
特徴・最短翌日に薬が届く
・チャットでいつでも相談できる
・24時間診察可能

デジクリは7種の性感染症のオンライン診療を当日予約OKで24時間365日診察に対応してくれるオンラインクリニックです。

症状が現れた時や、性感染症が疑われる時に当日予約・オンライン診察を受ければ最短で翌日には治療薬が届きます。

クラミジアや性器ヘルペスのお薬は8,000円と安く、宛名を隠してくれるためクリニックからの郵送物とバレることもありません。

診察前・診察後といつでもチャットで医師に相談することができるので、初めて性病にかかった人でも何か不安なことがあれば気軽に相談できることから、利用者の満足度が97%と非常に高い評価を受けています。

  • クラミジア
  • カンジダ
  • 性器ヘルペス
  • 尖圭コンジローマ
  • トリコモナス
  • マイコプラズマ
  • ウレアプラズマ
病名料金
クラミジア内服薬8,000円
性器ヘルペス内服薬8,000円~
尖圭コンジローマ外用薬12,000円
マイコプラズマ内服薬8,000円
ウレアプラズマ内服薬8,000円
トリコモナス内服薬8,000円
カンジダ外用薬8,000円
痒み止め2,000円
クリニック名デジクリ
所在地東京都中央区銀座1-22-11-2
診察時間24時間

24時間オンラインで診察できる

デジクリの公式サイト

ゲーテクリニック
ゲーテクリニックは検査なしで治療薬を配送してくれる
総合評価
治療できる性感染症8種類
検査キットあり
診察料無料
薬の配送料無料
特徴・15時までの診察で薬を即日発送
・治療後いつでも再診をうけられる
・淋病の治療も可能

ゲーテクリニックはクリニックに在籍する医師がオンライン診療に対応してくれ、初診からオンラインによる薬の処方が可能です。

15時までに診察を受ければ、検査結果を待たず即日薬を発送してもらうこともできます。

ポスト投函で届くため、不在時の配達や局留めもOK。発送元や中身がクリニックからだとわからないよう配慮されているため安心です。

アフターフォローも充実しており、治療後の不安や悩みがあればいつでも再診を受け付けています。

性病の検査結果がない場合でも、診察で病名が想定できる場合は、検査なしで治療薬を配送してもらうことも可能。

時間がかかっても検査を受けたい場合は、クラミジアと淋病の2項目なら6,600円で検査キットを購入できます。

診察代や検査キット、薬の配送料は無料。治療にかかるのは薬代のみです。

  • クラミジア
  • カンジダ
  • 亀頭包皮炎
  • 淋病
  • マイコプラズマ
  • ウレアプラズマ
  • トリコモナス
  • ヘルペス
病名料金
クラミジア11,000円
カンジダ11,000円
亀頭包皮炎11,000円
淋病11,000円
マイコプラズマ11,000円
ウレアプラズマ11,000円
トリコモナス11,000円
ヘルペス(初発)22,000円
ヘルペス(再発)11,000円
【性病検査キット(2項目) 】
・クラミジア
・淋病(のど or 尿)
6,600円
【性病検査キット(7項目)】
・クラミジア(尿)
・クラミジア(のど)
・淋病(尿)
・淋病(のど)
・HIV
・梅毒
・B型肝炎
16,500円
クリニック名ゲーテクリニック
所在地東京都中央区日本橋3丁目3-3 八重洲山川ビル6階
診察時間9:00~19:00

検査なしで薬を配送してくれる

ゲーテクリニックの公式サイト

DMMオンラインクリニック
DMMオンラインクリニックは検査キットで簡易検査もできる
総合評価
治療できる性感染症6種類
検査キットあり
診察料無料
薬の配送料550円
特徴・陽性の結果がある人のみ対象
・検査キットで簡易検査可能

DMMオンラインクリニックなら誰にも知られず自宅で性病検査や治療が可能です。

通院の時間が取れない人やプライベートな空間で受診したい人におすすめ。診察料は0円、治療に必要なのは薬代や検査キット代、配送料550円のみとなります。

基本的には自覚症状のある人・検査結果で陽性のある人を対象にした診療になります。

予約時に検査結果の画像を提供し、それをもとに医師の診察を受ける流れとなります。検査を受けていない人も診療できますが、適切な治療ができない場合も。

自覚症状がなく感染の可能性がある場合は、検査キットを購入して簡易検査が可能です。検査結果で陽性の場合は、オンライン診療を受診することができます。

  • クラミジア
  • 性器ヘルペス
  • トリコモナス
  • マイコプラズマ
  • ウレアプラズマ
  • カンジダ
病名料金
クラミジア内服薬1回分もしくは7日分 8,000円
カンジダ(男性)外用薬8,000円
痛み止め外用薬(オプション)2,000円
2,000円
カンジダ(女性)膣症状:膣内挿入薬6日分8,000円
皮膚症状:外用薬8,000円
痛み止め外用薬(オプション)2,000円
性器ヘルペス初発の場合:内服薬10日分16,000円
再発の場合:内服薬5日分8,000円
再発を繰り返す場合:内服薬30日分20,000円
トリコモナス(男性)内服薬10日分8,000円
トリコモナス(女性)内服薬10日分8,000円
尖圭コンジローマ外用薬2週間分8,000円
マイコプラズマ内服薬1回分もしくは7日分8,000円
ウレアプラズマ内服薬1回分もしくは7日分8,000円
クリニック名DMMオンラインクリニック
住所〒552-0007
大阪市港区弁天1丁目3-3 クロスシティー弁天町2F
診察時間大阪メトロ中央線弁天町駅徒歩1分

検査キットで簡易検査できる

DMMオンクリの公式サイト

オンラインによる性病検査・診療の流れ

オンラインによる性病検査・診療の流れ

性病のオンライン診療では、問診・診察・処方・決済まで、全てWEBで完結できます。

ここからはオンライン診療による性病検査や診察の流れを紹介します。

WEBによる問診

まず最初にWEBによる問診があります。

性別や生年月日、連絡先の電話番号やメールアドレスを入力します。名前は必須項目ではないため、未入力でもOKです。

専用アプリの登録と予約

クリニックによっては専用アプリを使用します。その場合はアプリをダウンロードし、登録および診察予約します。

オンライン診療

アプリがある場合は、アプリを通して医師とビデオ通話で問診や診察を受けます。

治療薬の配送

医師の診察により、検査キットや治療薬が処方されます。

検査結果もWEBで確認することが可能。医師の判断で、検査結果が出る前に治療薬が配送されるケースもあります。

クリニックによって支払い方法が異なりますが、一般的にはクレジットカード決済となり、決済が確認でき次第、検査薬や薬が配送されます。

オンラインによる性病検査や診察にかかる料金は、対面診療と同じです。診察料とは別に、検査キットや治療薬の配送料、アプリの利用料がかかるケースもあるため、確認してみましょう。

性病に感染する原因はほとんどが性行為によるもの

性病に感染する原因はほとんどが性行為によるもの

性病の主な感染経路は性行為によるものです。性器同士の接触のほか、オーラルセックスやアナルセックスでも感染します。

無症状のケースも多く、病気の種類によっては長期の無症状期間を経て、突然症状が現れることも。過去の性行為で感染した性病が発病し、現在のパートナーに感染する可能性もあります。

性病は日常生活で感染することはなく、肌と肌が触れ合っても感染しません。ただし、ケガによる傷口から血液が接触することで感染するリスクがあるため注意が必要です。

性病の種類と症状

性病にはさまざまな種類がありますが、いずれも自然治癒することはありません。

治療せず放置すると病状が悪化し、命に関わることも。早期発見・早期治療のためにも、症状がなくても定期的に検査を受け、必要であれば医療機関で治療を受けましょう。

ここからは代表的な性病の種類と症状について詳しく解説します。

クラミジアは、「クラミジアトラコマティス」という病原体が原因となる性病です。日本で感染者がもっとも多く、男性の初期症状として、排尿時の痛みや尿道のかゆみ・違和感、尿道から膿が出てきます。症状が進行すると精巣上部の腫れや発熱を起こすことも。

女性の場合は、おりものの変化や下腹部痛、不正出血の症状がみられます。ただし、女性は無症状のことも多く、知らないうちに病状が悪化することがあります。

潜伏期間は数日から5週間程度。感染機会の24時間後から検査が可能です。感染が確認されると、抗生剤の内服薬が処方されます。薬の服用から1ヶ月後に再検査し、完治していることを確認しましょう。

感染の原因性行為・出産時の母子感染
症状症状がある場合は排尿痛やおりものの増加がみられる。無症状のことも多い
潜伏期間数日~5週間程度
検査男性は尿、女性は膣ぬぐい液、咽頭感染の場合はうがい液による検査
治療抗生剤の服用
予防定期的な検査 コンドームの使用

梅毒は梅毒トレポネーマという細菌に感染することで発症します。感染者の血液や精液・膣分泌液に含まれており、性行為によって粘膜や皮膚に接触することで感染します。性器の接触以外に、アナルセックスやオーラルセックスなど、全ての性的行為が感染の対象となります。

潜伏期間は3~6週間前後。初期症状として、感染部位のしこりやびらん、潰瘍のほか、股の付け根が腫れることも。治療しなくても次第に症状は消えますが、体内からウイルスが消えることはありません。

3ヶ月以上治療せず放置すると症状が進行し、血液によって病原菌が全身に回ります。手のひらや足の裏など、全身に赤い斑点が広がるのが特徴。治療しなくても症状が消えることもありますが、梅毒トレポネーマは体内に残っています。

治療しないまま数年経過すると、皮膚や筋肉、骨、肝臓に腫瘍ができます。梅毒には第1期から第4期まであり、現在では第2期までの初期に、発見および治療されることがほとんどです。

感染の原因性行為・出産時の母子感染
症状手のひらや足の裏に赤茶色の発疹ができる 顔や体・手足にピンク色の円形のアザができる
潜伏期間3~6週間前後
検査血液検査
治療内服薬または注射
予防コンドームの使用

淋病は、淋菌という病原菌が原因となる性感染症で、性行為によって粘膜に感染しやすい病気のひとつです。

男性は尿道や肛門、女性は子宮頸管に感染することが多く、男女共通して喉に感染することもあります。

男性は主に尿道炎、女性はおりものの変化や不正出血の症状が現れますが、無症状のこともあります。淋病の原因となる淋菌は単独では存在することができず、人から人へ感染します。

近年、淋病で大きな問題となっているのが、淋菌の抗菌薬耐性化です。今まで効果のあった抗菌薬に対して、淋菌が抵抗力をもつことで薬が効かない現象です。抗菌薬耐性化により、淋菌を治療する抗菌薬がなくなり、近い将来では淋病の治療が難しくなることが考えられます。

感染の原因性行為・出産時の母子感染
症状男性は激しい排尿痛、女性はおりものの変化や不正出血
潜伏期間2~7日
検査尿・腟ぬぐい液・うがい液で検査
治療注射または点滴 セフトリアキソン(ロセフィン)・スペクチノマイシン(トロビシン)の処方
予防定期的な検診 コンドームの使用

カンジダは、カンジダ属の真菌と呼ばれるカビの一種で起こる性感染症で、性行為によって感染します。女性に比べると、男性の発症率が低いとされています。

男性が感染すると、尿道の違和感やかゆみ、排尿時や性交時の痛み、亀頭や包皮のかゆみやただれなどの症状がみられます。女性は性器周辺のかゆみや発疹、粘度に高い白いヨーグルト状のおりもの、排尿時や性交時の痛みなどの症状がみられます。

カンジダは健康な人でも皮膚や口内、消化管、膣に存在する常在菌です。風邪や疲労、ストレスなど、日常生活における免疫力の低下、ホルモンの乱れによって増殖し発症することがあります。

感染の原因性行為・抗生剤の服用・疲労やストレスによる免疫力の低下
症状男性は尿道の違和感・かゆみ、亀頭や包皮のかゆみやただれ、排尿時や性交時の痛み 女性は性器周辺のかゆみや発疹、おりものの変化、排尿時や性交時の痛み
潜伏期間1日~1週間前後
検査尿検査・皮膚検査・膣分泌検査
治療男性の場合は軟膏または内服 女性の場合は膣錠または抗真菌薬の内服や軟膏
予防陰部を清潔な状態に保ち、乾燥した状態を維持する 通気性のよい下着を履く コンドームの使用

ヘルペスは、陰茎など性器の周辺に小さな水ぶくれや発疹、潰瘍などの症状が出るウイルス性の性感染症です。

原因となる単純ヘルペスウイルスには1型と2型があり、2型によって引き起こされるのが性器ヘルペス。1型によって引き起こされるのが、口や唇周辺に水ぶくれができる口唇ヘルペスです。

水ぶくれの中にあるウイルスが、性交時に皮膚や粘膜に接触することで感染します。一方、無症状の場合でも感染するケースもあります。

初めて感染すると、症状が強く出るのが特徴。外陰部の不快感やかゆみ・痛みの症状が現れます。その後、全身の倦怠感や発熱、リンパ節の腫れが起こり、外陰部に小さな水ぶくれや発疹がたくさんでき、強い痛みを伴います。

男性は陰茎の亀頭、冠状溝、包皮に、女性は外陰部や子宮頸部に症状がみられます。激しい痛みを伴うのが特徴で、女性の場合は排尿困難や歩行障害などの症状もみられ、入院治療が必要になることも。ヘルペスは薬で症状を抑えることはできますが、完治することはなく再発を繰り返します。

感染の原因性行為
症状唇から感染した場合、喉の痛みや嚥下痛、扁桃の腫れの症状が出る 性器に感染した場合、外陰部の不快感やかゆみ・痛みなどの症状が出る
潜伏期間2~10日
検査顕微鏡による検査
治療抗ヘルペス薬の服用 重症の場合は抗ヘルペス薬の点滴
予防タオルや食器を共有しない 性行為を避ける

トリコモナス症は、トリコモナスと呼ばれる0.1mmくらいの肉眼では見えない大きさの原虫に感染し、膣や膀胱に炎症が起こります。泡状で強い臭いを伴うおりもの、膣内の強いかゆみ、外陰部のただれ、排尿時の痛みなどの症状が現れます。

主に性行為で感染しますが、下着やタオル、便座、浴槽での感染も考えられます。そのため性行為の経験がない幼児に症状がみられることも。男性には症状が出ないことが多く、出たとしても軽い排尿痛程度です。

女性は膣だけではなく子宮頸管、膀胱、尿道にも感染するのが特徴。治療しなければ炎症が卵管にまで進み、不妊症や早産・流産の原因にもなります。

感染の原因性行為以外に、下着やバスタオル、トイレの便座、浴槽なども感染経路として考えられる
症状男性は軽い排尿痛、女性は外陰部や膣の痛み、おりものの変化
潜伏期間5~28日
診断・検査鏡検法、培養法、核酸増幅法により検査
治療内服による全身投与
予防定期的な検診 コンドームの使用

B型肝炎とは、B型肝炎ウイルス(HBV)に感染すると起こる肝臓の疾患です。血液や体液により感染するため、性行為や性的な接触により感染する可能性があります。

感染時期や健康状態によって、一時的な感染に終わる一過性感染と、一生涯にわたり感染が続く持続感染に分けられます。

以前までは輸血による感染がありましたが、HBs抗原検査が徹底されるようになり、輸血による感染は減少しています。

現在、国内における急性B型肝炎は、性行為によるものがほとんどです。また、HBVはHIVとの重複感染お多く、HIV感染者にHBV感染が合併すると慢性化しやすいのが特徴です。

C型肝炎は、C型肝炎ウイルス(HCV)に感染すると起こる肝臓の病気です。血液や体液により感染するため、性行為や性的な接触で感染することもあります。

HCVの感染者のうち、一生涯にわたり感染が続く持続感染者が、全体の約7割です。治療しなければ慢性肝炎や肝硬変、肝がんへ進行するリスクがあるため注意してください。

慢性化しても自覚症状がなく、治療せず放置すると肝硬変になり、肝細胞がんや食道静脈瘤などの合併症が起こるリスクが高まります。早期治療のために、症状がない場合でも定期的に検査することが大切です。

B型肝炎C型肝炎
感染の原因性行為・母子感染・輸血など観血的医療行為による経皮的感染性行為・過去の輸血や使い回しの注射
症状倦怠感・食欲不振・赤褐色尿・黄疸など倦怠感・食欲不振・吐き気など
潜伏期間1~2ヶ月2週間~3ヶ月
検査B型肝炎即日検査(HBs抗原検査) HBV-NAT検査(HBV-DNA定量検査)C型肝炎即日検査(HCV抗体検査) HCV-NAT検査(HCV-RNA定量検査)
治療抗ウイルス療法内服薬
予防ワクチン接種 コンドームの使用 定期的な検診感染している人との性的接触を避ける 感染している人の血液に触れない 定期的な検診

HIVとは、Human Immunodeficiency Virus(ヒト免疫不全ウイルス)のことで、ウイルスの名称です。一方、エイズ(AIDS)は後天性免疫不全症候群 (Acquired Immunodeficiency Syndrome) の略で、HIV感染者が免疫力の低下により引き起こす病気のことです。HIVはエイズの元となるウイルスで、HIVによって発症する病気を総称してエイズと呼びます。

インフルエンザによく似た症状で、発熱・リンパ節の腫れ・咽頭炎・筋肉痛などの症状がみられますが、数週間で症状がなくなるため、風邪と勘違いされるケースが多いです。

感染から短期間でエイズが発症することもありますが、ほとんどの場合は5~10年間の無症候期を迎えます。エイズを発症すると、体重減少や寝汗、下痢などさまざまな症状を併発し、適切に治療しなければ数年で死に至ることもあります。

感染の原因性行為・血液の付着
症状発熱、喉の痛み、倦怠感、筋肉痛、頭痛、下痢など
潜伏期間6ヶ月~15年以上
検査血液検査
治療薬の服用
予防HIV治療薬「PrEP」の服用 コンドームの使用

性病の予防方法

性病の予防方法

性病は性別や年齢に関係なく、誰にでも感染の可能性がある病気です。

感染しても無症状のケースも多く、知らないうちに病気が進行していることも。また、他人に感染してしまうリスクがある他、重症化すると命に関わることもあります。

性感染症を予防するためにも、以下の点に注意しましょう。

性病の予防方法
  • コンドームを使用する
  • 不特定多数のパートナーをもたない
  • 定期的に検査を受ける
  • ワクチン接種
  • 生活習慣の改善

コンドームを使用する

コンドームを正しく使用することで、性感染症のリスクを下げることができます。オーラルセックスやアナルセックスでも感染するため、その場合もコンドームを使用することが大切です。

不特定多数のパートナーをもたない

不特定多数のパートナーと性行為すると、感染症のリスクが高まります。

パートナーを限定し、性行為の前に性病の有無を確認することが重要です。

定期的に検査を受ける

性病は無症状であることも多いため、自覚症状がなくても定期的に検査を受けることが大切です。

感染している場合は、早めに適切な治療を受けることで、感染拡大を防ぐことができるでしょう。

ワクチン接種

ヒトパピローマウイルス(HPV)やB型肝炎には予防のためのワクチンがあります。

特にHPVは子宮頸がんや陰茎がんの原因となるため、ワクチン接種が推奨されています。

生活習慣の改善

性病に限らず、生活習慣の乱れは体調不良や病気の原因になります。

日頃からバランスのよい食事を心がけ、適度な運動を取り入れ、ストレスを溜めない生活を送りましょう。

性病のオンライン診療に関するQ&A

性病のオンライン治療に関するよくあるQ&A
オンライン診療にかかる時間はどれくらい?
オンライン診療にかかる時間は5~10分程度です。
事前予約制のため、待ち時間なくスムーズに医師の診察を受けることができます。
検査や治療せず相談だけでも大丈夫?
検査や治療しなくても、医師への相談だけでもOKです。
その場合、相談料として費用が発生するクリニックもあります。
性病の検査方法は?

性病の検査方法は症状によって異なります。感染部位によって、適切な検査方法があるためです。

具体的には、口内にヘルペスが出た場合は喉の検査、陰部に発疹やできものが出た場合は皮膚検査を行います。

性病の主な検査方法は以下のとおりです。

  • 性器検査
  • 喉の検査
  • 血液検査
  • 皮膚検査
  • 視診

疑われる性病の種類や症状、性別によって検査方法が変わってきます。いずれも体へ負担のない方法で検査するため、痛みなど不安のある人でも安心して受けられるでしょう。

性病は保険適用で治療できる?
症状がある場合は、保険適用で治療することができます。
ただし、無症状で感染を確認するための検査は保険適用外の自費診療になります。
検査キットや薬はどれくらいで届く?
オンライン診療後、決済が確認でき次第の発送となります。
最短で当日または翌日に発送され、1~2日程度で手元に届きます。
検査結果はどれくらいでわかる?
検査項目によっても異なりますが、検査キットで採取した検体がクリニックに届き、翌日~1週間程度で結果がわかります。
性病の検査費用はいくらかかる?
初めての場合は初診料として3,000~5,000円必要になります。
それにプラスして検査費用が数千円かかります。検査する感染症の数によっても異なりますが、保険適用されない場合は5,000円~10,000円ほど費用がかかります。
症状はないけどひと通り性病を検査するにはどうすればいい?
ひと通り性病検査するために、スクリーニング検査に対応しているクリニックもあります。スクリーニングでは、HIV・B型肝炎・梅毒・淋病・クラミジアなどの一般的な性病を調べることが可能。
さまざまなセットメニューを用意しているクリニックもあるため、確認してみてください。
クリニック
デジタルクリニック

ゲーテクリニック

DMM
診察費用0円0円0円
治療費用8,000円11,000円8,000円
治療できる症状7種類8種類8種類
配送料0円0円550円
特徴・24時間診察
・薬が最短翌日着
淋病の治療も可能簡易検査キットで検査できる
・陽性の検査結果が必要
評価
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト